君のことが好きだったことを覚えている

音楽や勉強のことやらただ会話するだけで楽しかったよ
傷つけ合ったこともあったかもしれない
お互いに好きな人ができて
それぞれ付き合い、別々の道を歩み始めた

それでよかったんだ

縁のある人はまた人生で出会うものだ
きっと恋人にはならなくてもいい運命だったんだ

ほろ苦くて甘酸っぱいような淡い期待を含んだあいまいな人
真の友人への転換の時なのか

もう誰も傷つく必要はない

■作者メッセージ
大切な思い出