亡き王女のためのパヴァーヌ
セピアの夕陽は
慎ましい庭を抱擁し
柔らかな光は
辺りを曖昧にぼかす
庭を見やる 少女がひとり
仄かに輝く ブロンドの髪
手紙を読む 婦人がひとり
窓辺に佇む 密やかな影
羊皮紙に落ちる 涙の粒
実らなかった 初めての恋
私の想いを拒んでも
どこまでも優しい人
そんなあなただから好きになった
涙が溢れ 嗚咽が漏れる
息が詰まり 崩れ落ちる
こんなにつらいのに
胸が熱いのはどうして
あなたは振り向いてくれない
でももう少しだけ
あなたのことを好きでいさせて
慎ましい庭を抱擁し
柔らかな光は
辺りを曖昧にぼかす
庭を見やる 少女がひとり
仄かに輝く ブロンドの髪
手紙を読む 婦人がひとり
窓辺に佇む 密やかな影
羊皮紙に落ちる 涙の粒
実らなかった 初めての恋
私の想いを拒んでも
どこまでも優しい人
そんなあなただから好きになった
涙が溢れ 嗚咽が漏れる
息が詰まり 崩れ落ちる
こんなにつらいのに
胸が熱いのはどうして
あなたは振り向いてくれない
でももう少しだけ
あなたのことを好きでいさせて