貴方はいつもザブ〜ンとお風呂に入って
ガァ〜と食べて
グッと飲んで
お布団にダイブする

アタシが片付け終えて
一息ついて貴方のお布団に来る頃は
掛け布団はベッドの隅にシュートして
ゴールを決めて喜んで、大の字になって
気持ち良さそうに雄叫びをあげている。

アタシはそっとお布団直して
貴方の鼻つまみ雄叫び消して
お布団に潜り込み大の字の腕を枕にして
口をパカッと開けて気持ち良さそうな
貴方の顔を見ておやすみなさいって呟くの

貴方が知らないアタシだけの至福の時間（とき）
いつまでも続くと良いなと雲のカーテンの隙間から
時折顔出すお月様の優しい光にお願いした

■作者メッセージ
いびきや寝相は寝てる本人わかりません。少なくともお相手からこんな感じに思われたら、幸いです。m(__)m