ポエム
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降りしきる雨

傘も指さずに佇む二人

さようならが

アスファルトを叩きつける

雨音に書き消され

俯く君を

もう戻れないのに

思わず抱きしめて

ありがとうって

耳元で囁いた

君は僕を突飛ばし

バカと大声で叫んで

走り去る

あの瞬間

君は泣いていたのかな?

晴れやかに笑っていたのは

気のせいか?

独り残され佇む僕

容赦なく雨は僕を打ち付けるが

僕の心は次第に晴れやかに


水溜まりをステップしながら

帰ろうかね

君との思い出を

君の温もりを

すべて雨に流しながら
16/06/29 22:49更新 / ぱち



談話室



■作者メッセージ
梅雨前線いつまで続くやら(笑)

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