雨、襤褸、8時前
僕のせい、な気がした。例えば、君が怒るのも。
この手は君に、触れてもいないのに。
レイニー、僕の心は継ぎ接ぎだらけで、
真っ白な心を纏った君を妬んだ。
レイニー、君の心は感じないから、
僕の痛みは永遠に僕だけのもの。
いつまで経っても一方通行な僕ら、
いつかその視線が交わるかな。
彩度の低い雲がちぎれて、夕方の空を流れた。
ああ、もうすぐ夜が来る。
僕らをしずめる、夜がくる。
この手は君に、触れてもいないのに。
レイニー、僕の心は継ぎ接ぎだらけで、
真っ白な心を纏った君を妬んだ。
レイニー、君の心は感じないから、
僕の痛みは永遠に僕だけのもの。
いつまで経っても一方通行な僕ら、
いつかその視線が交わるかな。
彩度の低い雲がちぎれて、夕方の空を流れた。
ああ、もうすぐ夜が来る。
僕らをしずめる、夜がくる。