おはよう、ニルヴァーナ
きみの足元には
蓮が咲いている
泥にまみれた
長い手をとると
「あなたに永遠を」
それがきみの残す
たったひとつの呪いのようで
恐ろしくなり沈んだ
光が目を穿ち
「おはよう、ニルヴァーナ」
耳障りなひびき
しかしきみが離れる少し前
ぼくはきみの肉を
乾いた獣の皮で包み込んだ
『さよなら、ニルヴァーナ』
君はもう悟れない
あいなき
愛無き
蓮が咲いている
泥にまみれた
長い手をとると
「あなたに永遠を」
それがきみの残す
たったひとつの呪いのようで
恐ろしくなり沈んだ
光が目を穿ち
「おはよう、ニルヴァーナ」
耳障りなひびき
しかしきみが離れる少し前
ぼくはきみの肉を
乾いた獣の皮で包み込んだ
『さよなら、ニルヴァーナ』
君はもう悟れない
あいなき
愛無き