わたしの手はやまいの手
そっと 傷のついた心に
手を当ててみました。
心臓が 驚くほど静かで
じぶんは 本当に生きているのか
わからなくなりました。
静けさだけが支配する
そんな夜の隙間に
生きていたい だとか
高望みかしら?
わたしの手はやまいの手
ふれるものすべてを爛れさせ
そっと 手当した場所から
いたみ 腐ってゆく
あぁ どうして
わたしは、わたしのことを
この世界でたったひとりの
「私」だと思ってしまったの?
触れる体温があまりに熱い
早く溶かして
すべてを
手を当ててみました。
心臓が 驚くほど静かで
じぶんは 本当に生きているのか
わからなくなりました。
静けさだけが支配する
そんな夜の隙間に
生きていたい だとか
高望みかしら?
わたしの手はやまいの手
ふれるものすべてを爛れさせ
そっと 手当した場所から
いたみ 腐ってゆく
あぁ どうして
わたしは、わたしのことを
この世界でたったひとりの
「私」だと思ってしまったの?
触れる体温があまりに熱い
早く溶かして
すべてを