ポエム
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夏日

帰り道 めいっぱい 背伸びをし ポケットに  駄菓子詰め込んだ 

夕立 雨上がり うだる道 傘を閉じ ラムネ飲み干した 

ばかみたい 僕たち 純粋に 笑い合い 明日を待っていた 

夢のように 光る星 指を差し この胸に そっと閉じ込めたんだ 

蝉しぐれの道を歩いてく 晴れ渡る空に虹が出る

照りつける陽射しが僕を刺すようで

木陰でそっと目を閉じる 額を伝う汗が落ちる

僕の世界に青い夏があふれている

当たり付きのアイスかじって 広がる大きな空と雲と 

路地裏に涼む野良ネコのあくび 日焼けした宿題

どこに行こう 何をしよう 明日のことは分からない

ただ今は走っていたい  ずっとずっと

蝉の合唱 はじけた炭酸 水際 四葉のクローバー

流れる水に反射したのは いつかの夏の笑い声
22/05/09 20:29更新 / ヨルノアサヒ



談話室



■作者メッセージ
気分だけ先走ったので夏の詩です。

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