世界が反転している
めまいの切符で空を歩く僕は
夢遊病患者だって先生に叱られた

透明な音色が部屋を満たしていく
こんな天気じゃ君の笑顔も苦くなる
手をつないで鏡の中に逃げ込むのさ

下手なダンスをずっと踊っていようじゃないか
ピッチが半音ずれている君の歌さえ愛しくて
世界にたった一人のきみを
ありふれた幸せで満たしたいんだ

神様どうか目を瞑って
駆け出す心音と遠ざかる景色
夢のような恋だけ日記に綴じて
遠くの街まで君を連れていくよ