夢の中であたしを壊して
かわいた音が狭い部屋に響く
あたしはただからっぽの肢体をそこらにころがして
まだ動く瞳であなたの姿を視た
「行っちゃうの?」
けむりのにおいがする
「どうしてなにも、言わないの?」
煙草は嫌いだと言ったのに、
あなたはなにも
結局、最後までだんまりを決め込んで
朝方四時 バスルームのシャワーを頭から被り
うなだれて小窓に両の手を組むのだ
びしょ濡れなあたしを夢の中で壊して
夢のまま君は、そう、何処かへ…
いつのまにかいなくなっていた。
あたしはただからっぽの肢体をそこらにころがして
まだ動く瞳であなたの姿を視た
「行っちゃうの?」
けむりのにおいがする
「どうしてなにも、言わないの?」
煙草は嫌いだと言ったのに、
あなたはなにも
結局、最後までだんまりを決め込んで
朝方四時 バスルームのシャワーを頭から被り
うなだれて小窓に両の手を組むのだ
びしょ濡れなあたしを夢の中で壊して
夢のまま君は、そう、何処かへ…
いつのまにかいなくなっていた。