ポエム
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笑み
 生きていて、
 楽しくって、心の中から本気で笑った事って、数えても少ないと思う。

 苦しい事って毎日で、泣いたことも多くあって、まったく、嫌なことばかりの人生だ。

 だけど、あいつは思い出さしてくれる。

 いつか、………いつかは、って思っていた日々を。

 確かに苦しくて、いつ逃げようか、どう言って逃げようか、考えてる。

 でも、あの時に思ったことを、今、やっているんだ。


 そう、俺は今、自分の夢の中を歩いている真っ最中なんだ。



 今はまだ駄目で、歩いていくことだけで精いっぱいだけど、いつかは笑えるだろう。
 やってやったと思うだろう。
 それまでは歯を食いしばり、やってやる。

 叶えてみる。

 駄目でも、良くっても、あいつみたいに笑っていられる日々を望む。 

 忘れられなくてごめん。

 だけど、忘れない。俺は。

 自分の為でも、他人の為でも、何だっていい、ガンバル。
 生きて、お互い違う場所で笑っていたら最高なのにな。

 いつかまた会おう。

 その時は、あいつよりもいい笑顔で迎えてやる。
21/06/18 04:13更新 / オトノツバサ



談話室



■作者メッセージ
 色々な方に読んでいただき、本当に感謝です。

 たまにしかこれませんが、たまに来ます。


 何だろう? 何を言っているのだろうか。


 今回は、未練たらたらな男の話です。
 男って、引きずってしまいますね。

 では、また。
 
 

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