惜し牛
喪しわれるものが惜しいとおもい
惜しむ心感じ
儚むものはいと憐れ
喪失感の 嫌やさ を忌避したいから
そのためにひとは一生懸命になる
今できることを精一杯やり切ろう
と自己の意気地賭けてあがく
その末路がたとえ死んでも だい
その結末よりも過程に意味をおく
おろ可視いが 迅 としたかんがえかた
貴高く黄んいろに燦然と光り噺 なち
補千年後に 伝説化する 碑石化する
ほれ光りとともに歌が薙がれるよ
おつむのキオクが語彙に摩酒って
文様にも衣殻とわれて
ひとの こ ころね の辿る峠ち筋ぢ
隘路に振ら 性がって ゆらりて く
ふつつくつ
マト マト 慄るわれてき
そのさきで割れて実 を肉せる 夜 せる
おして讐どされ 乞いて譏らぎらぎられ
その魅は 滑べ鳴く疹せる 戲ぶれる
劣 っ焔と ...夢戸口