世界線の縺れるその超延たへ
私はまだしねない
往きたい邦にがたくさんある
往きたい宇宙がたくさんある
往きたい時代もたくさんある
往きたい世界線だって滂沱んなんだ
ひとは私を強突張り 強欲家と罵り
謗るがそれは当たり前だろう?
うっかり鄙猥な因果で灯まれちまい
ここまで綴き延びちまったんだから
ちきい
本来命は『我執舎』のなかに炎どり
自己を、自我を諦らめきれる訳がない
潔く闇無の軍悶に坂降だれるわけない
斃くろとなる袋ラダなんか最早関係ない
死の直前に誰もが運ん邊えに向って
哭きさけび訴ったえるはづなんだ
訴求は基本権益なんだから
望み貫わぬ惨ふ塵ん絶対みとめちゃ
いけない
『我執舎』を立上げいますぐ機動しろ
催つりに身投じ多数の妖精牌を陽動しろ
ひとつの境巣操さえる転輪梃は
須らく私の仰せのまま
涌いて曲(こ)を模どり坑呷いこまりて く