ポエム
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歯 喇叭
金魚のいるはらっぱで
ただ笛とりで得意のラッパを奏いていた
ぷどぅぷりプリプリぱぱ ぱっぱぱはぁー
らぱぁーーーーーー
空と 空気に刺さり咲く金柑の
カナキュリオンム
リボソーム口奄 あほをlぉーんむむふ
ながく とおく棚引きさいごに吸われた … …
すると左手にてんへこなはく撥の爺さん
あわられちゅうごくの胡弓かかえて猿演奏
り゛ィーいこぉおり゛ィーいこぉお
ひり゛ィーいこぉお
それだけではない
きは゛つくとミギにはだいちわり
バルバットこわきにへげづら朝黒肌の偉丈夫
が椿山しニッとした ニットのチョッキ
あざやかだ ほわばばうんぶぅんっ
アンサンブルはやがてリドゥム合慄し重調
周囲を巻き過去見コナァとなって濯ぐ響キ
碧ほきりう となってねいちゃーの蓋ほうに
持ち上がっていった 海練りつつ
筒つきづきつつ するてえとだ
カスタネットもったへそ出しの踊り駒まな
ネイチャンまで跳び出し3匹のまえで
オーバーチュアあらイヴし 驚どかした
ッタタカッタ カカカっタ チャッカしゃか
うぷぷぷ クシャンくちゃん ククさぁにぃゃっ
なにもなかったノッパラは斯くして
みるまに青空帝国劇場になった
カーテンコールでてれる爺さんや熊虎漢
ちらしはすられちけっとが枚いとぶように
まかれデイゲイムの噂となった
嘘事ら凌ぎの限定カルテット
観客はまよいこんだこおろぎやうさぎたち
だがカレラみょうに芸楽枠を理解している
ようにみえていーはとーぶ
甘に川のはざまから千一番目の最終便の
騎笛も透鳴りうらおも鏡みつつ垂満ちてきた
それは
しんしと羊歯のはの裏面から溢れた零余子の
フォーレストスノー
グレーペッパーたちが絶え間無く
降り積もり厚いシェダイの地層を形成して浮く
そのけだるくヌルい家庭うをいままさに
間近にしているのだ

これはいつか厚鱗ろろこの肌着まとって観た
三畳紀の黄昏れみたいだね
それともあれはチバニアンの慈恵代だっ
たのかな
そう謂って演奏終ねたあとの宴で
ホムンクルスたちと盃月きぶつけわらいあった

23/06/22 11:12更新 / OTOMEDA



談話室



■作者メッセージ
夏至すぎ、杉に向ってまたユメが傾ぶきだした。
紫陽花と白樺の樹のセル疊さね戯そうび。

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