黎明Lullaby
いつか何処かで視たことある 余まりの霊渺
溯るよ黎明
亡国民として?
そのだいちには爛爛と
エネジイの源が
エレジイのように
湛えられ 副えられ 浪隔している
停まることのない砂紋ン と 静寂マ
拌ぶされるこな
うぶ毛も親密で背絆なげ
まぶしくて瞳孔白化した怖いお伽グリムとなにもたがわず
ハンスアナスンの紬むいだ影絵セロ紫箱居
シナヂイ
アンソロヂイ
シナプスが世代とジクウ跨たいで
いまぼくたちの呼吸きしてることを
伝播伝承してくれる
ふいにふいにィ
興って煽いできがつくと
火環にとりまかれ
中央の王に昇級ってた嘘
ありえないはずだった噂
しんでいつ は珠飾箪笥この膵嚢かの硯り
胼胝墨を搾り撒いて巫山戯てた貴様た
いまだけ 貴金惜しく匡と懐かしく酸憐れに顧もう