ねこ悩
今日もすぐそこねこの脳が歩いてる
ぼくには毛皮なんてどうでもいい
だいじなのはネコの脳
ネコの脳は自分のうぶげ容姿が無自覚に
それをめにするひとたちの感性に
切るように與えるみをよじるような
インフルエンスをどう感じてるのか
悪意のない無邪気、無我(バカ)だからこそ
惹かれる? 癒やされる?
昔ぼくのトッペははだしでオナカを践むと
ガリ と爪っかいて主人の血拝んだけどね
痛かったのでもちろんお返しした
ちょっとチンプルなねこの脳
ネコマニアはちょっとカンチガイしてる
あなたたちが対面してるのはネコの脳で
ニオイグルミの方じゃないんだ
愛撫して愛すべきはネコの脳のほう
そう コンパクトな半球骨箱のなかに島まわれた
ぐにょぐにょゼリエなアレのほう
アレはオーナーを反射する鋭意な鏡でもある
オーナー念土によってネコ脳ジュレは
意何匠にも膨びてって 変化し
直立飛翔するんだ
harmonizeした主従の魂総体は婚然となって
彼我の抱える限られた存在時間の差を乗越え
普遍の何かをあまねくきづくんだ
まあ毛皮(モホモホ)への渦状な傾倒は
人獣協奏harmonyの副産物と考えれば
いいんだろうね
というネコノノーミソ丿 paean ピーアン (賛歌)
………… あ、もしかしてイカッてる? トッペ
イテテ 嚼むなって