あ る 可 憐
憐 憫
漣 競
きみという花卉はどこまでも
麗しく 凛 を模たりとっていとうしい
かたふぃー チ ほろふぃー ミ
きゅんきゅん む
それじしんで完結するオンガク
愛狂うしく譜るう画ま
輪弧を綺麗にえがく乳輪の
境界線を爪の先で つち となぞると
ピクんとするちくんとする痙攣 びたりつ
痛点が在るのをまた感じる芯んじる
つくんぢるん む
こころがあるからソコに在るから
どくん。 がくん。 …しくん と なることもある
ひとの慈いやりの差り滋す悲瘁は彝ねに美しく
常とうしく
しくしく哭き弱ゃくっているあいだでも
透ぉ過ぃで空づいろでホウセキ 頬にキッス
輝楽機羅と錦密で鐸組み合せ
くっ折した点殊が惚け 寵複し 麸るえ 永らえ
色凛 圖 の鈿景図の鮮挫を架混み 援げ増す
窓の外から耳に偲んできてながくのびて残る
あまだれのおとさえも掻き消す
脳裡に転写されたきみ
花な翳げの びぢゅある譜 音素たちの工作
なにに花換えることなんかできない
昂晃り 仄紅り 命も紫尾と化って跡を引く
万秒までも惹かれ絹えぬ