若綠メモノウト『夢幌』
ぼくのノウトは自然を写し撮る鏡
腕帳だ
あるいは視覚に寄りかからない穿越帳
超えて超えて吼えてほじくる嚼みつく
端がみ……はなかみ
磨蓋でも咬むんだ 猟ょう齧み
ほら今日おしよせてくる
グリーンの津浪み雲づ塩 疼いて引攣る
ディープディープクリアークリアー
サラウンドー ファウファウンドー
ミドー ファザドー フォウ フォウ
ｍｅｌｌｏｗな ｍｅａｄｏｗが
めっつぉ シュタリッツぉ
ガタゴリットゥつォ
大猩猩も登城だ ラリララリラ
ゴッはゴッは ムナイタ扣いてばんばん
チキチチ ひょうおーぉぇええええい
これこそがてんねん 腸天に立って
鰓らをひろげ獲らびとれ英らいやつ
こうやって覚悟し想い切りをきめて
森口から押入れば其処はひと喰い
イチメン濃蜜グリーンで 芝
蔦だ蔓だのびてきて カラメリ
やがてでっかい口ひらく洟萎が開華
ぱくっ と暗転してイタくもない
触覚とともにいしきがただ溶けちゃう
そういう怖いとこ泣いと夢燒幌炉床湖
ノースフロンティアクリフグリーーン
