ほしの瞬敲き ∋ほのをの振れ
短く限られた幕あいで夕映解けた順と
ヨゾラのほしぼしはいっせいに点灯く
ぱ は ぱは は は ぱ ぱ
おかあさんもとおさんもママもぱぱも
愛 をもっている
たいせつに掌らで夾む囲う
特段いんしきもしないのに
恰も当り前の羊水を盈したみづの如く
こここのうつわを充たした常温のオユ
おなじように生い命いの酸の尾も
つばめもみじんこもヒトデも
ぼくたちひともいっせいにみえぬ
くうきに触れられて 撫でられて
搖らぐ その数う秒う
フフルフ ふるしゅる ダンダン ターン
またたく 混扣く 命のティンパニイ
神拳のド・ラ・ム
栄光観すつタッムバリィンッ
オオボエは甲ん 高いけど繊細吼え
クラリネ ホルン ペット
テューバ イューホ ト ホンぼぉーん
ぼぉーんぼぉーんぼぉーん
くーきぷるわしゅて谺 でょろべょろ
何処までも野びてゆっくり褪けていく
汗せらないよ ヨユもって抱かえて
抱き締めて ユックリユックリユックリ
とね
こゃこ
鋏さんだ隙窟からナカノシルを
搾慕り放すようなリズン リイズんと
タイミン(ぐ)がだいじなんだよ?
息絆ないでく ナ ガ 展ばしていくのに
ぜがひひつようなこと
陣羽りながら数瞬毎 浮ち座標変らし
育習わっていくんだ
心臓と肺胞を 熱く冷えの膜で層う學校
にんげん所ろ
砥ギスマスパーティー
メリーベルウ サムタイムサムタイム