幸きやなぎ
群舞絢爛ユキヤナギ
みあげてほこほこする
チェリブラスに対し
視線と同等のたかさで
いきなりとびこんできた
お前たちにおどろいた僕
いまだはだざむし三月の空気に
さむざむしく瓶るえてるような
梢のプリマアイドルたちに対し
とりあげられるの本当少ないのに
そのナマエスラ憶えられることは
あまりないのに それでも
ゆうがにフサフサが枝下れて
提がり揺らいでおります
はるさきの力餅さんたち
ねえ貴方
あたまのうえばかりみてないで
すこしは足許にもめをやってよ
視てよみて
賛美して!さくらほど なのはなほど
あたしたち
あたしたちって……
悔やしいのよあたしたち
いつだって いつでも
はるのね 早春の
まけいぬまけぐみのままじゃ
イヤなの!
そんな、白の絶唱
いぢっぱり
ほんと花氷尊音といよね