まりふぁなめばえる
幼土をもりあげ
若芽がかおおだす
はろーはろー おはよう
はじめて会うせかい
ミルモノ凡てヒカリ
かがやきの分子電子につつまれてる
はうどぅゆどぅゆどぅゆどぅゆ……
ちじょうにでたとたん
一番最初に会ったキミにあいさつ
今日からボクはキミの眷属だ!
ボクが萎れてどこにもいなくなる
までね でもボクがいなくなっても
いつでもボクをおもいだすよう
ボクの実在をしっかりキミの印画
岸に焼きつけるよ
キミは魘されてゆめのなかにまで
ボクを追い求めるようになるんだ
きっと
このボクの茎の白緑色が
キミの海馬細胞の塩基配列に
執拗うにおよぼすであろう
恋の春まほう『カンナビス』