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めし蘂の罪



栄枯盛衰と 結 う
国仲かのだいちのどまんなか なが れ る
どうしようもなく雄ふ雅なたいが


どんなものにだって
昇りざかあれば降だりだって
ドシャブりの朝だって ある
頂上う で俯瞰し増長う して腐爛もすれば
どんぞこも ドンドコとんと奏る
おおだいこ扣かれ ど こど こヒュルヒュル
いつだってトーンは電子振動の理屈で
葎 るえ 変移を辞めず
やま ず 病みとの 桎 梏 かいはまだつづく
果てしなき 海な腹 らを横こ断 り
同ら胞らといっしょになって一生
ようそろう と後悔を相棒に航海してゆく
連れだって
かいぞくかいぞく
一笑に付されても望祁遠好きの
回 遊 属のままでいるんだ
時 遊のフラグのもとに
アクアリューム ではオージェンス が
クリスチルの ェンズ スクリーム漉しに
ブクラーを観覧めている
ブクラーは 唯だ 誰だ
凋ぼんで 肚りゃ をてんくう に向け
漂泊んでいくだけの魚累 い
鰓りゃ と白眼 鱗目 が
ぎろと怨ら
めしげ
何て めしべたち
けっして 聽る さない


23/08/05 00:32更新 / OTOMEDA



談話室



■作者メッセージ
せみの死も はなの萎れも この時節には
せつなさすぎる。
ほかのしぐれたちはそれに関せず構わず
死を追ってめざして絶唱いしきる……
それもまた身を切るえぴそ。
https://youtu.be/77nvXNa42vE

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