ポエム
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雪 老 旗


ヒトを恋せつけぬ
峻嶽なピイクニ 侠風あびて
ただ一匹鑿み髑髏と
置き飾りにされてそれでもまだ
凛む と鳴りりす直立するフラッグ
国家象顔する代標たる掲揚旗


されど
その旗た肌だはすでに化すれ穢れ
光陰に曝され炙られて爛だれ堕て
レッカシィ、ナヨナヨとしてるが
それでも老皇の矜持と潤厳を棄て
伐れん 閤として下境に威風給もう
瞬きのまにせつなに申とむきなおり
血走ったマナ煌をみ剖らいて 燦。
じこの転換炉をふるおーとさする
さすればぜったいに後悔はしない
空絶の礎根律を柱さえ 大ん橋り
絶動の窟を顕演噴祭する
最早 面なす旗ですらなく
すでに鬼や魍魎の羸彪となって
いようとも
決して譲れないもの 彷彿する


張るかな孤厚の冠 た だ き で 品。

剥げ詩く 靡びき 尊け 延び な 乍 ら


谺のカノンを蘭と弾く






23/02/26 05:47更新 / OTOMEDA



談話室



■作者メッセージ

拈ねくれるは罪じゃない。ヌルマユ タラシテ 馴れ合うより 自我独孫のルウト捜すほうがまだ着かぬ郷羣に果て扇ろがる確率たかくて緩しというもの。目の前に転がったトリガー、安易えずにのり岳けで拾ろっちゃいけない。 呪ろわれてしまうから。
https://youtu.be/0o9OjVc8AkU
https://youtu.be/thDjAT1kVUA

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