ポエム
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もうすぐ梅まれてくるもの


つんざくような
氷檻の殻と籠のなかでも
かんじられてくる春の匂い
恋しい 恋しい 恋しい 恋しい

恋しい 恋しい 恋しい 恋しい

恋しい 恋しい 恋しい 恋しい

恋しい 恋しい 恋しい 恋しい

恋しい 恋しい 恋しい 恋しい

恋しい 恋しい 恋しい 恋しい
はるが 恋しい 待ち遠しい
美味しい 生春巻和菓子みたいな春
ちぉっ ぴり夏つかしい
街ちこがれている
希ぞいている 喉窓の無煌がわから
つぼみたちも
昆虫の卵たちも
啓蟄卵らも らんららんらと浮き
ずさみ ながらたのしげに
しあわせにはぢけてくるよ

シアワセ

それってすぐめのまえに
かくれんぼしてたものだった
はぁっ

何か
みえないのにホッコリした
大気だった みすごしがちな
ひかりの子宮(うみ)だった


ほらみたかい
キラキラ映んしゃして
こんぺとみたいに散らばって
いっちゃった!


23/02/06 20:33更新 / OTOMEDA



談話室



■作者メッセージ
https://youtu.be/wuqwriAbEP0

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