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歳末の彗うき操除


はち絶れそうな窪み
そのうすいちまいの革の
したにはいくえものなまなましい
層がかさなり たくさんの機構が
詰めこまれて網羅するしんぴ
おまえからの聖夜の贈り物
有り難いがどうしていいか
わからない
しかもおれは生来のぶきっちょだか
らたちまち色水とゼラチン質で手が
ベタベタになってしまった
「おーい、これどうやったらいいん
だ?」こまってしまって振り返って
声をかけるがおまえは最早答えない
おい こんなときにどこへいったん
だ?おまえのたましいは
「困った奴だなこんなものおれにく
れても」おれは呟いて屹立している
瘤の先端をビョンと人指し指ではじいた
すると瘤は元気よくもどってきて
おれの手の甲を叩きびっくりした
「なんだよう、そこか!」

おれはおまえをみつけてかけより
幸くちゃに抱き締めた
おまえ、放棄星はエルイーディーと
雪の凸ローションに家財られて
帝らめきないあがらゆうだいに
装第いにおれらの無二の式るを
アフロデユースしていった
おれらはそうしてとけこんで
じんせいのうえにつきささる
諦河の只内に伴に放散していった
これをもって歳窟の結膜にいたる
こころの追そうじは震じまった




22/12/16 13:02更新 / OTOMEDA



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