水みあげ犇しめく
海溝のそとを奔放なピンクの
ハーモニカ ナガナガ寝そベッた
ちいさな牛たちのお花畑が柵く

みだれる
海水にとけこんでくるわずかな
太陽でかれらの像は
屈折しくっつく
くくくくと屈託の無い笑い声
きみたちってもしやくらむぼん?
ぷぷっ
わははは と透明度のたかい底は
真のクラム(二枚貝)がぱふぱふ
クチを朱け締めし
周りの珊瑚もいっしょになって
大開催 多喝采になった
つられて 飯原東部で暮らしてる
ぼくもいっしょに嗤らってしまった
22/12/14 07:34更新 / OTOMEDA