おもはぬ拾いもの タチ
リーフミント
その青お臭さく
エコロしんぴなオアジが
これが九月のやるせなさに
よく似合う
茉菜のはっぱの薫りをのの侭んま
嗅いだときは
くしゅんっ
繊妄うぶげ等に擽すぐられて
アハハハハハハ!!
なにこいつ?と拒否って
みたも
おもわぬであいで
おもわぬ拾いものと
おもいなおしたら
とてつもない
生涯むきあう
癒やしの小屋嗜になった
遊やけこ焼けのすこしまえ
褪せるそらに鰮雲たなびき
かぐとかぐと 花空夜 花空夜
ミントにとぢこめられた
ひたすらな森に身をよこ湛たえ
ながくとろけ湧きいでていた
ピアノの鍵みたいな令哲の泉罪み
粘液透明堂 ぜらちん畳に煮つつ
つつまれ
玉のなかで蛹薙のように
ねもりねむる
メモリまもる
むむるるむむばぶるんる
むるまるぶぅぅー
ぅ
ぷぅーーっ
おもわず
いじらしい 痛ましい
切なさが右れる紛れる音
きゅっきゅちゅっきゅ
ちきゅうちきゅう
ふきゅっふきゅっ
真格斎の音
ただ純血に響びき融けこむ
だって
おぬがくにはおわりがないもん
皮わりもないもん
きこえなくともいつだって
ことしえここおしえぇーえんにい
底にながれふずけてやまない
たゆたうようはにかむよう ぉ
さはさ ごろうじろ
ぼくたちのリップに
おきまりの紋が洗らわれたら
タイムリープのよういできた証だ
さあてをとりあっていま
幅炊こう
こんやの夕餉もたのしいゾきっと
あっちとの境かくすビロードの膜
べりっと ぺりめり剥がしたら
たちあがろうとしたまま
塩化している貴方の遺影がみえた
塊たまり土筆したかまたりになった
ようなのでとぅいとぅい
ちょっはかいだした
ごくうごくう と
いちれんの窓わくどくりぃむ
賞味したあとに期限きれ害こなって
あたためてリーフミントネ申み
その シムプル 共感した
共鳴した