ポエム
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気象勉強台
起床
点呼
僕はけさの気象台だ
みなとのみえる西公園展望台から
玄界灘を展望する
彼方に韓半島の崗影みえるきがする
まあいつものルーティンに外ならず
あちちちっちちちっちちっ
だーだらだーらだらら
まなつはいつも嫌だ
ムシムシムシムシクク じぃーー!!っ
きィーー!ーっ
アスファルトにころがる蝉の鳴き殻
まだてあしが僅かにうごいて折り
かえって残酷だ
気象学は入道雲と雷と虹の
人智をまたぐ大自然の脅威を特く
ずざょーにつづいてく ブルーと
ホアイト
ブルーとホアイトという連続絨毯
ひとが織りきれないタペストリー
跳んでいめいじのツバサ拡げりゃ
ヨーイに鳥瞰できるよ
僕はあすの朝刊に速報提供する
希少第だから

すーすふすーりすりぃーそぉ と
センサア装備した観測ドローンに
なって颯爽と雲と光柱の隙き間を
抜け滑降してゆくぅ
ゆ きゅーる


22/08/08 04:07更新 / OTOMEDA



談話室



■作者メッセージ
大事なものを無防備にぶら下げて眼下で見上げる大衆にオレのコレってスゲェーダロ♪って誇ってやるのが目的の観測機。
https://youtu.be/P5sf0O5wiQo

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