会釈
こんなふやふやかな
よのなかにたいし毎夜こっそり
おんべぇっ してるきみたち
おもてのかおと本心は必ずしも
裏表ぴったりと重わさらない
うらは んべっ か?逸れとも
歯をみせた げぁふフヒホ と
惡汁のぶぶぬ
こんなんじゃ到底
幸せなど感じられないから
負面方向に波紋は繋がり拡がり
ひとのほほろにカンピユタヰルス
のいゃうに感電 その骸ろな駒を
白から黒に反っ転りかえしてく
墨田の河壁
クロエとシロエとがめくるめく
たがいの壱をいれかわりながら
ぐるぐるロンドおどって歪んで
位相していくやむことなく膜
つまり黒だ白だの明度なんて
たいした課題じゃない
その血肉膚のテクスチュアこそが
大切なのです数萬んパーセクの
そのむこうの系外惑星の雲のした
地表にランディングする瞬間まで