ポエム
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門出の祝辞森マビノギオン



三月の卒業式を終えたムスメタチ
マチカドで乱舞するハオリハカマ
にっぽんの大輪の瑛

花山羊 うきあしだつ校門から
タワワにつななる未知すぢ未踏筋
嗚呼…
梅さぅあに交じってもう
咲くラの馨ほりも肌んじる(マボロシダ!)

ファアア……(ナンカ マボロシダ!)

ムスメタチ の蕾粉は ハジケテル
いぢけてなんか チットモナイ
カノジョラのみちびかれる手にわ
ははとなったあとの膤ら乳ねの
母標が浮かんでは 明滅してる
ホタルノヒカリマドノユキ
町角のみなが湛たえオクリダス
ヒカリエ宴んじるるうきぃ達を
『梅出尊ぅ!』『梅出尊ぅ!』
『梅出尊ぅ!』『梅出尊ぅ!』

紅からんだ頬から笑み波みが滑みだ
とともに城ろがり 天地を春並みの
意識で染め上げ 褒め尽して雪く
すくり つらかった吹雪き日びも
ふりかえれば心励ました 夜光塔に
しか映らなくなるはずだよきっと
あたらしい粒子のきみたち


「存り臥尊ぅ!!」



22/03/06 07:37更新 / OTOMEDA



談話室



■作者メッセージ

病渦のなかでも 争そう修羅宿業の
ぶたいうらでも かわらぬ風物詩は
時勢を宥ごませてくれます。
https://youtu.be/PiciCbMfpkM




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