ポエム
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マーレ
マアレのまちで

かけまわるこどもたち

ペルシャ語ににた

リュートのように時き慄るわす

ディベヒ語が露地に靴か鳴る

パステルな億楼を椶ゅ櫚の林が

ときおり册くし蜃気わせる

たびびとだけのわたしは

ビタリスになったシチュエで俳優し

異邦人であることを一時わすれ

うみのぶるぉとひとと舎えりえの

ただ裡かに兎もれ 平らに浮ろがった

どう?わたし今 空えて見えるかしら

満潮で鳩とばの涕紋がすごくちかい

そういえばそうね

このくにも温暖化で もしまんいち

極地の氷変で海面があがったら

海のそこの藻屑となって眠りにつき

えいえんと地球の揺り籠のなかに

きおくきろくのたゆ唄う余ま多に

保存されるんだな

阿古宿貝みたいに慈つくしマァレ


22/02/01 00:00更新 / OTOMEDA



談話室



■作者メッセージ
環礁だけの国で日がな何もせずギヤマンの天蓋を回遊する魚影や蛸らを愛でて薬すみたい。
https://youtu.be/LTYUl-pjlZs

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