タンブリング おっぱらだいす
きみとのタイトルのない爛れた時代
淫乱絢爛という表現がよく当嵌る
本丸のガアデン
業火な生活
あさおきるとかならず汁の沼にいて
こんな暮らしを町ちのぞんでいた
椿山荘麓の神田川みおろす安メゾン
狭く隔絶されたロフトからでると
カップめんの殻と週刊紙が散乱し
パンツだけ脹くら脛にひっかけた
みだらなきみがねいきたてている
粘りのまわりにまとわりついた
きみ期限の縮れ毛がなまぐさい
溢ぼしたままのバアベキュー
スリッパでつぶれたままの荼羽根蒸
くしゃくしゃになった壱万円札
異臭がするので捜すと畳のあいだに
おれの産んだ固形体が泡だちながら
いちぶKダイヤモンド化していて
いやになった
はてしのない自己嫌悪の裸鮮んに
からまれ剃ってす舳り墜ちてった