秋の模試裳アヴニィーホアヴニュ
はりま繋がりといえば
このしずまりつつある季節に
本場仏蘭西 巴里の夭やい秋の
ほわんいきをナゾラエルことの
できる都内のポイントをしってる
文京区小石川にある播磨坂
印刷所にいた時代に本駒込へ
いく途中でよく通った路だ
春は満開の桜 秋は落葉が暮れゆく
シーズンの詫びしさを増量させ
ジーンズの尻の匂いも恋しくなる
カフェの軒先の歩道のテーブルに
据わっているカポーがふらんす人
じゃないかとの錯覚すら呼起こす
そんな情緒満載のまちなみ
ペィサァージュ ユフバン
ここには明治の書生や昭和初期の
詩家の卵が潜んでてもおかしくない
漱石も啄木も一葉も鴎外すら至近に
その紙とインクの残りがを忘れ物
してきたそんな小石川区 本郷区
葉垣きのラテアートのしたに
典まりはづんで密くれんぼ