ポエム
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週末マニフェスト

この今目にしている私自身の世界は
通常うに見えて 見える通りの世界
じゃない
まともなせかいはもう
四千年も前に終った なくなった
ソこで生活を営んでるように見える
公衆便座たちは
実は汚物にヒトの貌ちしたキグルミ
被せて動かさせているダミィである
人の行動しているように見えるのは
容に澱んだ匂をうスープに混ざった
魍魎の蟲らが蠢めいてるからである
そこに知性はなく 全き見せかけだ
かれらが係んで形成しているような
社ゃ会。のよおなものも ただの
贋たハリボテだ 感傷の創作物だ
舞台裏の背景の裏皮わ捜ぞけば
無気味な ジゴクダイチ が荒涼と
城ろがっているだけ
サムザムといかめつき ビゴビゴ
して滓すれ 滅ろろびているだけ
冷え煮えした腑風に撫でられて
つかの間の伝承を再生してるだけ
亡びの膿みのうえに載っかった
ぼうふらのような 亡都のような
もはやいらない泡た沫たなせかい
い阻悪りのせかい
ウソつき! この詐欺師!
ロストエデン ロストエルドラド
それがここだ まさに そこだ
喪われた文明の闇に塗れた廃墟
ここの蓋らに幾窕もの幾垓もの
残骨と怨念が静みあるいは踊る
スカイツリーや阿倍野ハルカスの
崩れかけた成れの果ても座してる
これが背中合わせの未来
これが背中合わせの未来
おれがその根本的の原因になる
それがおれの存続できる最後の矜持
惑星温暖化や炭酸ガス増加のような
なまぬるい禍だわいには託かせない
おれがやる
週末をこのめでみとどける
この旧宇宙の最後の一個体になる
新○○など あるはずもないが






21/11/08 08:27更新 / OTOMEDA



談話室



■作者メッセージ
目の前に積み木があったら壊わしたい。

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