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ヒ カ リ ル ウ ラ が エ ッ タ   終 末 の 砦


  そ の
甦りの読み物のなかで
 奔 放に鱗と鰭を拡張゛す
ヒ(博)ロ デ ル
魚れらたちの
その銀飜えりのせかい
H2Oの無数粒子術法に
盗り囲まれ退路鬱がれている
  
ふりゅいふりゅいふりゅいと
  
りゅうりゅうと滑べりゅ つ し 。
竜の語貌地の川の流紋をみおろし
 ながらわれわれはいつでも
初心に経ち帰れる
人生の冒頭でぼくらは
冒険王のマギノスフィアを
授けられた七検者から
めのまえにつながっていく
なななななつの海べを その調べを
ひとつひとつ攻略制覇
   していく覇業確立のたびぢ
りうりうと。 ついてくる。
色撮りどりの刹那い哭き聲 ぃ
ふるい文献の h 流文字
解読書をあみだくじで引当て
手にしたあの時代、  ヘイセイ
河原床の肌はもう常に汚れて
          晴れない
過去の白泡とY分岐紋様だけが
 真実にお燃える  お令 和ま
きょうもカゼがつよいな それでも
 毅願で傲岸を目指す歩み 礫し
武骨で頑固な眼光だけが終末の砦だ





25/05/23 01:11更新 / OTOMEDA

■作者メッセージ


あまりにたくさんの素数。
冷水の奥で群れてたのしそうに
していたオヨギに親蜜な共振を
何故か覚膨うえたからこの詩を
紬むいだのだ。  ダムダム っ。

https://youtu.be/qFow8LkHtlU?si=xjYvNFFBpCLo4YCE

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