嫉妬マン
告白しよう
自分はしあわせに浮れている
人を祝福できない
社会人になっていこう
キャリアアップに失敗した
孤高をこのむプライドのあまり
家庭を築くのにも忌避した
子育てに意義を見いだせなかった
日本の少子化の一因の一端を
担ってしまった
だから他の幸福というものとの間
には一線を引き区切っている
白線
その向こうは関係ないと直視せず
なるたけ 考えない感じないように
し目尻の先から一瞥するだけ
その因コロは嫉妬羨望する自己が
厭やで厭病で溜らないから
『きっと、そういうひとたちって
少なくない … 』
いいよラッキィ族くはいまはすきに
楽しんでいればいい
『きっと、幸せの満悦時間なんて
そんなに永くはない』
....いつか復た 倦怠も飽きも
苦悶の時代も例外なく再来する
もの
するもの するもの スルモノ…
… そうさ私は嫉妬マン。
羨望マン。
でもこれが建前もオセジオベッカの
マスクをはずしキグルミを脱いで
ヒラキナオッタニンゲンのほんし
ょうにホカナラナイとおもうんだな
まったく幸せに巡り会えずに歳をと
る
とヤだね。不運を振り撒く禍根とな
る