ポエム
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  嫉妬マン


告白しよう
自分はしあわせに浮れている
人を祝福できない
社会人になっていこう
キャリアアップに失敗した
孤高をこのむプライドのあまり
家庭を築くのにも忌避した
子育てに意義を見いだせなかった
日本の少子化の一因の一端を
担ってしまった
だから他の幸福というものとの間
には一線を引き区切っている

      白線

その向こうは関係ないと直視せず
なるたけ 考えない感じないように
し目尻の先から一瞥するだけ
その因コロは嫉妬羨望する自己が
厭やで厭病で溜らないから
『きっと、そういうひとたちって
 少なくない … 』
いいよラッキィ族くはいまはすきに
 楽しんでいればいい
『きっと、幸せの満悦時間なんて
 そんなに永くはない』
....いつか復た 倦怠も飽きも
 苦悶の時代も例外なく再来する
 もの
  するもの するもの スルモノ…

 … そうさ私は嫉妬マン。
  羨望マン。
でもこれが建前もオセジオベッカの
 マスクをはずしキグルミを脱いで
 ヒラキナオッタニンゲンのほんし
ょうにホカナラナイとおもうんだな
まったく幸せに巡り会えずに歳をと
 る
とヤだね。不運を振り撒く禍根とな
 る   

25/05/05 04:35更新 / OTOMEDA



談話室

■作者メッセージ



治りの良くないカゼを移して
回癒したい気分の時間もある。
罪と後ろめたさに煩悶んし乍がら。

悶絶 が生きている証明なんだろうか。


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