はなやぐ金剛蟹邸
イベント期閑中
ちまたは別次元の異生態質
奇病しい群衆が雨後めき
うかれてても僕には無縁
自内面はストオム
風に揉まれ病に泣かされ
ずぶ濡れ状態から抜け出ない
しかも悪循環システムの俘囚
雁字搦めで渇いた喉で
しんでちからのない眼球で
白目も濁り瞹鑼く
澱んだ穢ごり彫
ゴリゴリ厭にゃ圖れ音すら響く
辞めて辞めて
辞めろ辞めろ
止むまで堪らえるが代わりに
蝕まれ病んでく純々胞
あかるかった翠の灯し火も消んでる
雨呼眠濡
雨針撃 念応痙攣
ニューロニューロ
モノアミン、ドーパミン
外刺激と酷悲劇だけが苦境だけが
適応耐窮を喚び
覚醒めへの扉と途を啓かせる唯鍵
だからここで死んでは駄目だ
だからここで死んでは駄目だ
まだだめだ
持ち堪えて
ぶら下がってまで
恥辱のちじょうの湖沼に漬かって
搦め捕られてまで永硝らえろ
ただスイメンカで沫まで噴出す

蟹の境涯の像とく
純血に