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わだつみの瀬歯令裳乳入



  
あなたにたいし
罪を犯禍したから
海へ行った
裏ら切り
 背 信
信じられていたのに
騙まして翻弄していただけだから
結果そうなったら
裏がえって
刺そうとした
すると刺された
動けるようになるとすぐ病院を
脱出し傷と手にまみれた血痕を
落す血痕式を儀に磯へ入った
にゅうすい
湧睡
地球が洗ってくれる
あなたも罪もこれで
忘却棄却できる
せっかく
せっかく
ありがとう
ありがとう
憎しみはない
恩讐だけ
瀬は浸る者に悪魔でも平等だ
べつに死ぬわけじゃない
コアセルベートの始原へ
   レイインカアネエト
私を構成さる細胞は放どかれ
様々な有機化合体の組合せの
可能性へ
残留は波音と化合和合わおん
地球の海から宇宙の非海へ
発信する記号文書録へ
抒情詩形態
そは時の無慈悲を超たぎ
何処かで何奴かに復た
再生される
何奴らの歴史知識に加わる
私と地球が在た事
何奴かの虚偽でも虚構でも
無かったこと
その時代には私のあなたへの
罪は既に瑣事
渚の石の通りの無起動不規則配列
排心配情
           灰霊
こころの禁とり除け
こころの禁鳥り覗け
じゆな撮りのように
治癒な合掌のように
つつみこんでつつみこんで
そして彫れ!
あなたに惚れてしまう時代が
噴たあたりやえのように
慈ぐってくる凛わってくる
















            さざぁ ー
           さざぁ ー
             潮内の泡玉と蚫













ふりかえると
あなたにたいし
罪を犯禍したから
海へ行った
凡てはそこに序ぢまった羞恥
そして沈みゆくげんざいは 唯だ
  to be continued





25/05/01 10:36更新 / OTOMEDA

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