ポエム
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脆弱と鎮痛

ぜいぜい はあっ はあっ
 
自らの脆弱に
永が襟りうって
身悶だえする
神経繊維を介して
『イタイ』が感たわって昇る
        貫通してくる
  くるくるくるる
    くフフフ キャハッ
… イタイ …
私は何て根性無しなんだ!
.....何て 脆弱 なのサ
疼づきがづっと脳幹を
      責め続けている
『モウヤメテヨ』… もう辞めてよ
      もうやめよう
            ぅふぶ

ニンゲン辞めればラクになる??

そりゃチャブ台返して
ぜええんぶっ投げ出せばね
  おんぶ。
ぜーぢゃく …… 軟弱

そういうふう にして
希釈のギシキはススム
    古代からの聲
      コーン コーン コーン
視ぬ視頼いからの先を熟知している
由えのアドバイス
      ふん!
アドヴァイザーなんか、要らない
先らいは解らなくて
ムチャキチャだからいいんだ
脆弱な感性ほど変容果たすほどに
俊感になる
きがつくときみはすでに先進
アタマ2つも3つも
抜き出た『特殊』な自我に

……… 『自己』のそとに余分な
    宇宙は必要らない
世界=我
その盲信のみで活きてくりゆ
      には充分だ
雑音ずは掃き清嫁めちゃえ





25/04/30 02:08更新 / OTOMEDA



談話室

■作者メッセージ


惨たみを堪えるほどに、
憾みは募もり膨れて手に余る
溶怪に堕長していくんです。

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