朱けの艶で
溶艶という表現がある
目下の膨らみ開く句節
巷角どは様々な色に飾られてるのに
坂えってそれらが
私の裡の翳りと闇沌昧を
赤羅様に鏡つしだす惨忍
未明の昏迷
鳥禽たちの唇ずさむ詩が虚なしい響びき
光なんてなければ翳も
無視るぅできるのに
どこまでも惨酷
春夏を航る階しのうえで
佇たずんだまま
両肢がいまの泥濘みに
縫い留められて
之以上前きへ進めぬ
ひあい

初夏という投影りーんに
ときに意地悪に浮彫りにされる
生きてるゆえのアンラッキィ
明冥の対照絵解きふろく。
目下の膨らみ開く句節
巷角どは様々な色に飾られてるのに
坂えってそれらが
私の裡の翳りと闇沌昧を
赤羅様に鏡つしだす惨忍
未明の昏迷
鳥禽たちの唇ずさむ詩が虚なしい響びき
光なんてなければ翳も
無視るぅできるのに
どこまでも惨酷
春夏を航る階しのうえで
佇たずんだまま
両肢がいまの泥濘みに
縫い留められて
之以上前きへ進めぬ
ひあい

初夏という投影りーんに
ときに意地悪に浮彫りにされる
生きてるゆえのアンラッキィ
明冥の対照絵解きふろく。