温泉醤脂浴み鍋レシピ

その巌で匠くられたゆぶねは調理鍋
容器の真っ只裡かに
貴嬢の肉だか が入湯ると
肉は凸ッplaッタぶぶんも
凹ルマって入組んだぶぶんも
おなじやうに茹だってブツブツと
煮えて織り畳まれて炒たんで
紅廃し朱がくなってゆく化学変化
令尻あがってた唇元も揺れてきた
ゆらんゆらんゆろーん
まあいよいよなのよね…
貴嬢は待ち遠おしかったようだ
朦朧の刻ピンボケの麸意識
疾くも決った人型が堕づれだした
整いは最早認知の疎外だ
肉くの真の相がたがた顕われる
ふっふっふ ふっふっふ ふふー
ふっふっふ ふっふっふ ふふー
ナイメンもじゅうじゅう沸騰
はあ....
はあ … …
貴嬢は 宛ながら 臨終直前の
ジャンヌ・ダルクさ
素敵で美を泯ロびのまえの体現中
浸か入りながらも異空を舞ってる
その巨匠の鍋こそが貴嬢の塚
ご相伴に預かる私も今宵目福舌福
尤も誇らしい
アンダーグラウンドで儀なわれる
損縄われる貴嬢との婚劇成約
その過ぎ去る時空が一秒一閃魑 だ
って惜しくて欲しくて
意図おしさが混み昇がり
ぴ ゅ い っと跳びこんできそう
私の懐とに今宵逃げこんできた
貴嬢に満真の歓服の熱もいと伴に