ポエム
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雨日翌旭・古径


雨上りで竺竺の古道を
気紛れにアルク
酸っぱさの混じるミルクの馨い
バジルっぽい触りも鼻窟憑き
洟水を導そる
雑木樹湖に半環ぁちを模くられた
山塊天上の尾根の途ち伝逢う伝承
両脇を容赦ない落ち込む崖が鋏み
みぎからも沢の音楽
しだりからも澤のほしゃべり

テテフフホホ

甦みの 坂 ゃめむは旧るい
老木ぃさん達の尻から尾帯びた
茎根敷腕だ泥段がなん縦枚も
故ん畳う毎いも編み目の緻密な
等高線樹海図を描くり混み
 豪奢な 天鵞絨おど
雨址の 露ゅ に葛ざられた
絨毯みたいに僕を招待える
慄るえてるぼくの譜累心臓
と 血 管
 ぼじゅ


あうあー、やはり にみ羇び は佳い
 日常で埃つわり巻かれた
 憾みの垢の外套をぬいで
 魅緑の街燈の真下
身心露を更新できるもん
ててふふほほ たむぅん


だむうん





25/04/05 06:50更新 / OTOMEDA



談話室

■作者メッセージ



雲海擦ら、吾が支配下。



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