雲間から溢ぼれるきぼうを拾らう地質みらいみたい
拾ろう拾ろう
ひろい みらい を 披露う 死体い
人生は拾ろい集詰め捜 が し
わた菓子のような眼下の過去絵
まるで餌 サ を求め歩き彷徨いまわる
本能だけのどうぶつや鳥 りのように
こぼれている生き続ける気力の
材料をさがしてすくい上げる サ ・ ガ
ソウゾウしてみてごらん
ワレワレの棲むコノチキュウが
ワレワレの澄めないダイチとなり
スデに幾万年幾兆年 ....ギデ
歴史は何もかもがヒトの脳から
地質のことなりへと 返却還へされた
....そんなじだい....
もちろんヒトの始祖んは袰びたとは
云えずその種たちが 普 ま ねく
ぜんうちゅうのどっかの邦グニへ
バラ撒かれた末裔かも知れない
イエス。 絶望すえうなんてばからしい
(バカっ。バカっ。)
それでもワレワレの汁るるヒトの
脳が居なくなったあとのこのホシには
溟みの末漿が 霊 冥 と湛こたわり
白浪もなくなりただ 閑 づ か
どんよりの雲間からはよわよわしい
陽の差込みだけがあまの啓示か伺か の
や お に ぼん や り 輝線を貶として
いるのみかも知れない ね え
