ポエム
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 死臭のする町角

   みためは
絢爛なのに
どこか屍臭の漂だよい係つわりくる
イヤアエンドゥ イルミストゥリィートゥ
はなやかさのなかに空虚と蔑視が
無責任に煎り交じる

b y e!

 bye bye BABYと
諦めと老いが疼く丸る廸すむがトロトロ
な ベイベーべいべぇー
つんつく 洟なを憑くキョンシー臭
きがつく と目前の装飾は全部魔や化し
人類が豊かたさに甘かやされた結末だ
拵くられた 人造の色綾やアート
めくっ めくっ 電飾明滅繰りかえし
零れしべれる雨の縞柵に遮られ滲み出す
オマエのながした ちしおとナミダのよ お
きがつけば 退廃臭とナマグサ薫ダラケだ
この都会は死の予感と予告で綿密に
組むまれ罪み重さねられている監牢
 
 死の 傘さっ
死の 傘さ!
数多もの夢を弓のかたちに螺旋の只中に
巻込み歪がめスガタを肉眼視できない
粒子のレベルにまで還元してしまう
これも矢張り再構成化か?その技術か
魔術手術嬌声詠唱に寄る術式転回
霄らに浮ぶ天界の逆傘さうばナラに
バラバラに映ってだぶってズレる
過去の虚栄 栄華ワンシインたち
シインとした無音脚色効果が
尚更一艘 屍臭のぬけだす橘つい
酸味の余計記憶を  私のれきしに
種ね蒔き植付け解こされた刻印となる
 となる 〈なるっ〉〈なる〉

なる  …るっ るっ るっ
 る ....

24/12/05 02:43更新 / OTOMEDA



談話室



■作者メッセージ


シモねたを棄てただいちには霜を被せば
 夜鈍んで
無名の沼ま煮と菓しそんななっとく
できるヒステトリーとなる 未ぬ明鳴イ。

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