ポエム
[TOP]
いろはずみなの糠雨の55




あさがおの花弁から

滲ぢみだしたいろみずの中に

グラニュー糖のさいころ

ころ菓子ったら しゅべあと

溶けて 無次元スベリだした

なんというしゅべり

統べて爛れる苛性洗剤

特約品のなぞ

せっ鹸もつ浄化の観念

石膏彫像にシンナーの臭い

混ざるすひたぎな美術室

理科の時間水溶液創る授業と

赤チンが転がる保健質の角質

マットと跳び箱のうえで

いけない裏リンピック開幕

体育用具倉庫 ゆげのあがる

ぷうるにはかかさず塩素消毒

生脱ぎのみずいろブルマー

シミのはいったMIZUIRO



ナマコの馨りして少し鉛ぐさい

粋つまってそとでるとハレルヤ

季節外れのコナユキと紅葉滲雨

給食当番が差出したコッペパン

メダマ生れて焦げ目からぎろり

睨まれたがめもくれずおもわず

かぶりついたキミの頬っぺパン

キミはあわてて手元のブルマー

アタマにカブって緋唇を桃った

貞操をガード ブルママン降臨

ロッカーからモップを取り出し

跨がるとブルマライダーに献進

当座の問題をイッキニ怪傑ね?

イヤ ふざけてばかりいないで

すぐ帰って帰ってと委員長に

ドヤされ凸ピン盛大に噛まされ

きょうのノルマと任務ぶじおえた

と どや?どや?しつつ下校した

はやくれいぞうこのラクトアイス

舐めなきゃこの儘しんしゃうよ

がっこえ時代は夢酒溢れていた

だれもが爺い婆あに進化すると

解るりくつ 岩窟 背理窟


しじー



め醒めぬ安眠の床し処へと続なる

その

詩ぢ島







21/09/10 07:02更新 / OTOMEDA



談話室



TOP | 感想 | メール登録


まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.35c