ポエム
[TOP]
膝枕クラ 腹枕クラ

ぼくが腹巻きの代わりになって
きみのヘソをお畳ためてあげる
そういってきみのおなかうえに
むぼうびな首う部を横こたえた
すると聞こえてきた鼓動音??
どっきんどっきんどっきどっき
いや胃腸管のなかを食べられた
食材が化学変化して組まれた
分子が解かれて変容していく気配?
オナカの綿のしんぴの音色がするね と
ぼくがそれを言葉に直して口ずさむ と
きみは キモイ といってぼくの頬を
おもいきりはたいた

  「イタイ」

どうして?どうして??
 なぜなのなぜなの
そうか腹枕のうちいちってきみが
ぼくを擁護する位置関係ではなくて
ぼくの頭部や脳をきみが思うがまま
調理できるきみの鍋の中炊飯器の中
        檻の中だったんだ
ぼくはきみに囚えられ生涯きみの
感情の差配と機微にふりまわされ
一方通行な支配をうけるのだろう
一方の膝枕は接地部分が狭くて陵コ谷コ
してるので更に開放感や癒されからは
遠おくなる
やはりぼくは肌磁枕じゃなくもちもちな
マシュマロラウンド(布地枕)くんたちに
囲さまれ明確な彼我の境や差異を忘れた
一時的忘却の朦朧睡眠層のなかに
どこまでもモグってでてこなくなって
いるよう なりたいな



24/11/14 04:40更新 / OTOMEDA



談話室



■作者メッセージ


事故の無いよう自己の創作屋内に隠もっ
て笑顔いた黒線界の裡さいどに浸ってる
と肉体は烙だが先進なくなる、やがて筋
も蔵も衰とろえ取返しつかなくなれば唯
のディジタルニューメリカリティの像。
https://youtu.be/Q1mqaVV1uos?si=RytYPpWXkt4VQhTX

TOP | 感想 | メール登録


まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.35c