ハリスの閃風
カマラ・ハリスは今の鈍痛
疼きを伴った世界時代を指し透おる
閃光である
グングニルである
毒霧を薙ぐ温風のようでもある
大統領選挙には負けるかもしれないが
あえて今だからタイムリーにネタに
しちゃう
なぜなら夜ランプ氏と憲゜ーチン卿を
両極抑止特異点とする残こ檻の仮説の
世界史はそれを諦めをもって受け容れ
ざるをえないちきゅうじょうの大多数
のモブぐんしゅうにとって少なくとも
向こう四ねんかんはきぼうとゆめの
見通おせない失望と倦怠の時代構図
としか映らない醸もしれないからだ
何処かで核凸が押れるかもわからな
い どよよーんとしたフアンや危機感
が未来人のわれわれの魂を病蝕する
米国はロサンゼルスまでの綺麗事広告
宣揚を演んじ続けられるのか?
パリ協定はまた骨抜きにされるのか?
何と言う暴虐。何と言う謀逆。地球史
は一と握りの利己主義者の自己実現と
独り善がりな権勢欲を満足させるため
だけにある割安な舞台装置じゃない
世界の頂上人たちは年々夏が伸びていき
物価がたかくなるワンウェイレーン(一方
通行)の世界裏で渦巻いている疼き呻きを
危機として精確に認識思惟できるのか?
スターマー、マクロン、ショルツ
あなたたちはいったいどうだ
我が国のなかにも二一世紀の枠組みを超
えて二二世紀、二三世紀の有り様を語れ
る大洞ら吹きのすごい人材はみ当らない
Mocca 英雄輩出の氷河期
よしや居ても システムの腐サり骨組に
雁字搦めにされ地下ある真ヂツを詐おう
機械容器の黒鐵庇蓋にデビュウ禁ばまれ
その存在みえてこない立身が許されない
そうした雄志がきっと夭かき10代前半
の若人の中にもいままさに芽吹き匿れて
るかもしれないのに 外のストーム烈しく
自利拡大に溺れた狭隘視野の既得者権益
だけが大事に臆病に懐護されているのが
現出の甘たれて弛るんだ愚堕絵巻 疹患
この病網んだ贋サナトリュームのなかで
真髄を開闢誇示するのは希釈された僅か
な意枠の語創技が一瞬にして脳内を駈け
抜け 響 の刻づ置いてくる詩遊伎の世界
だけなのか