ふ う ぶ つ し
まなつのいとなみいろいろ
ヒマワリをそだてる
はだかで畑しごと
つぶら汗卵まくだる うる
ニウどーぐも 湧き湧き
蝉しぐれやまない
シャッシャッシャッシャッ
シャッシャッシャッシャッ
半袖せいふくきてゼミかよったの
おもいだした 突如回顧懐古
融けかけのあいすきゃんにぃ
ヨダレサガル 舌もでるです
ねてからどったん起きて
トイレいくの早い あや 夜尿症?
線香のけぶり 蚊帳の網間より
うぃぃぃぃんっとみみもとうざふ
にわをながめ 涼むエンガワ
縁日のキンギョ救い 救う使命帯
裏手のお宮は雛なびて苔け虫る
境内にトリイの翳だけかたつむ
陽も斜めいてカナカナの絶唱座
はじまった いっせいに拡散核酸
ふうぶつしふうぶつし
いまみてるこの情景が息引取る
ちょくぜんの走馬灯のいちぶに
なるといいのにねとこころから
望んで恋いて 老い畳ねてゆく
めかけたる
めてるはもなつまふますまつふす
すうふつ さし