ポエム
[TOP]
西郷の撫もり傘く森り


幕末開国の英偉傑
吉之助はいちど死んだ
国父久光公に疎とまれ
参拾 という夭かき年齢の機節にも拘らず
攘夷派の要人月照老人と心中を図って
入水したものの老人のみが命を落とし
自身は蘇生し放置した命を拾い上げた
覚悟のあとの死の淵を跨いだ一埃の聖蹟
切迫の急を告げる時勢がかの者をこころ
からか欲したからか
それらを境いにそれ迄の生様を革しない
捨我へと逆載転回した死生観の偉大な
『 目 醒 め 』
射し込む暁煌
不自惜身命
父位置のように婆娑羅菩提のように
すべての弱者を堤 罪 みこむがごとく
あまりにも 巨 お き な
懐処衣ろと抱擁性はここに基因づく
巨 星
瀑噴を威風堂盛に昇らせる 桜くら 島 ま
どぉーーん


どぉーーん

どぉーーん


隆か盛りの鎮星器館はここに 誕 まれ
いまも 譚むがれて活き繋づけている
そのみずのように濤みがごとき 系譜
係累
鎮づめうなぞこに穿った錨に護られた
その鍾しかな確定
先鋭を務める橙明の灯かり
めったに相もてには顕ないけれど
ひとのこころの梯子を点たって
網みとなり民れらに被守ぶさっている
その理条に永 がく 毅よ く
揺さ ぶられている民たしたち
衆れらは 寡黙くに 抱楼閣もられている
この末夜のいまでさえもい未だ




24/10/12 08:34更新 / OTOMEDA



談話室



■作者メッセージ


こういう政界状況の時勢にこそ隆盛と
その盟友であった利通の対峙とそして
また両たつの信条の衝突の経緯が振り
返られるべきだ。
購買価格帯の急騰(物価高)や世界各地
での平和の蹂躙(侵掠破壊殺戮、テロリ
ズム)、已まぬ賄賂裏汚職、独裁悪政(
長期惰性化する利己史観政治)、不要素
排出に伴う温暖化促進など危機(クライ
シス)は停まらない。
我等は今、己等の未来世界線を択螺べる
分岐点の当さ位置に起 脚 っている。
https://youtu.be/pFqx-JhiYH8?si=D4NfoqD9PTw-lVCY
https://youtu.be/7AHSxCTh30k?si=yyTR3cS5LPK7-NlN

TOP | 感想 | メール登録


まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.35c