流ゅう 流ゅう
殖え 透 ぎ て
すぐ 流さ れ て
めのまえから去っていく
個々のココ露渠ブ
いまのせつなはすぐ過去のゴミ箱に
寓 せられて 片づけられて きえていく
泡沫のように すぐ痩せ淡くなって
とどまらない気がつけば記憶の隅 ミ
捜してやっと見つけだす 探偵が必需
しかたのないことなのだがやるせない
濁流にすこしでも抗うために
夢鬼になる士は眼の色を取替え
矢継ぎ早に思いついたことをただ投げ
入れる
半日前視たような件り似通ったmemoが
イク重度も浮いては板表てを乗せ塗替え
し相互に褪せ合う
さくひん展覧というより例のXっくすや
三文掲示板の類い
引きずられるのにちょっぴり奔放の翼を
見喪い鳥り憑かれが気になった最近の
吟 ん 頼 い 麸